様々な状況に対応する信頼の制御システムがハウスカオンキを支えています。
ハウスカオンキにトラブルが発生した場合、安全のためには機器を停止させることが理想です。しかしその場合、ハウスを暖めることができず、作物に被害を与えてしまいます。このため、ハウスカオンキは緊急運転システムを搭載。トラブルが発生したときに機器を完全に停止させず、まずその状態を自己判断し、ケースに応じて緊急運転に入り作物を守ります。
・マルチトライ機能:着火に失敗した場合、自動的に着火動作を3回まで試みます。
・凍結防止機能:燃焼による暖房運転が出来ない場合、送風運転を行いハウス内の空気を攪拌し作物を凍結から守ります。
ハウスカオンキの運転中の異常を自己診断機能により判断し、「注意ランプ」「警報ランプ」「エラーコード」によって異常箇所とその内容をお知らせします。トラブル箇所がすぐに分かるので、早急なメンテナンス対応が可能です。
燃焼時間を積算し、缶体掃除が必要な燃焼時間になるとお知らせします。定期的な缶体掃除により熱効率の維持と製品寿命を延ばすことができます。
燃焼時間の他に燃焼回数や最高室温・最低室温も記録します。