グリーンパッケージ｜品質向上・増収・ランニングコスト削減に、マルチに活躍する施設園芸用ヒートポンプ

油の消費量が1/3に、トータルコストは30〜40％削減できたので、別のハウスに2台追加導入しました。
湿度により発生する裂果（たまわれ）は除湿運転により半減。農薬散布量も15%減。収量は8〜10%UP。加温機・ヒートポンプ・循環扇をハイブリッド制御盤が全て管理してくれるので、操作もラクで助かります。

導入栽培面積：19a
グリーンパッケージ設置台数：4台

温風機だけの隣のハウスより設定温度を上げましたが、重油使用量は30%減で収量は15%UP。重油が今より安くなり電気代を加味しても、投資額は十分取り戻せることを実感してます。
除湿にも使用し、朝1番、葉つゆがない効果は絶大で、灰色カビ・疫病予防の効果に満足。予防の省力化を実感しています。

導入栽培面積：20a
グリーンパッケージ設置台数：2台

暖房経費は約30％削減。バラ栽培では省エネ以外に除湿による不良率の軽減と、夜冷での品質向上が大きなメリットになっています。
1棟だけヒートポンプを導入していなかった温室が、 一昨年の8月の天候で全滅。一方、導入温室では積極的に環境制御をすることで、品質低下がなく市場評価も良好でした。最近は環境制御に自信をもって取り組めるので難しい品種に積極的に挑戦しています。

導入栽培面積：90ａ
グリーンパッケージ設置台数：20台

油の消費量は44％削減。大風量設計のため隅々まで風が行き渡り、葉面境界層がなくなり光合成が活発に行われているせいか、樹勢が強く、玉伸びも良好です。
除湿制御により病気 や裂果がなくなり収量ＵＰ。トマトが高湿度に遭遇しないので病気が発生せず、農薬を散布する必要がなくなりました。私はできるだけクリーンなエネルギーでトマトを作り続け、地球温暖化防止にも貢献したいです。

導入栽培面積：1ha
グリーンパッケージ設置台数：14台

品質を維持したまま重油使用量が半減しました。
ヒートポンプを導入してからは、殺菌剤の散布を減らしても病気がほとんど出なくなりました（特に灰色カビ）。
春先の暖房機が動かない 時期になると黒枯病が発生し出すので、ヒート ポンプと循環扇による防除に期待しています。

導入栽培面積：38a
グリーンパッケージ設置台数：4台

油の消費量は、約40％削減。３月の雨が続いた期間、除湿運転を行いましたが、これが良かったです。おかげで品質にも満足しています。
今年の冬は、必ず上がると想定される重油よりグリーンパッケージの電気料金の方が安いので、管理温度を2℃上げることも可能になり、さらなる品質向上を図りたいと思います。

導入栽培面積：70a
グリーンパッケージ設置台数：9台

暖房経費削減と夜冷の栽培技術開発のために、補助事業を利用して導入。ハイブリッド制御盤によるハウスカオンキとの連動運転で、温度・湿度のムラを解消し、高品質化が図れました。
夏場の夜冷では、かくはん効果の高い送風能力 で想像以上に温度ムラが少なかったです。さらに使いこなし、夏場の夜冷技術を確立したいです。

導入栽培面積：90a
グリーンパッケージ設置台数：5台

キュウリにヒートポンプはもったいないとの意見があるなか、促成つる下ろし栽培で、長く1つの木を使い元気な状態を保つために、暖房・冷房・除湿の出来るグリーンパッケージを導入しました。
病気を抑えるため除湿運転を積極的に行い、電気代は増えたものの病気の発生がほとんどなく収量は3割以上増えました。

導入栽培面積：30a
グリーンパッケージ設置台数：3台

暖房費の削減効果は20％弱でしたが、高湿度による品質低下を防ぐことが出来ました。
朝方、積極的に除湿を行った結果、病気の発生も減少。省エネで３重カーテン導入の話を聞きますが、高湿度で病気が増え、光線透過率も低下し作物の悪影響が心配です。
省エネならヒートポンプのほうが断然いいです。

導入栽培面積：20a
グリーンパッケージ設置台数：2台

電気の使用量が大幅に増えましたが、重油使用量が極端に少なくなり、トータル暖房コストが大幅に削減。またグリーンパッケージの大風量 とハウスカオンキとの効果的な連動運転により温度ムラが減少し、生育が良くなりました。
今後は梅雨時期の除湿運転による病気抑制、夏場の夜冷による生育促進効果を期待しています。

導入栽培面積：46a
グリーンパッケージ設置台数：9台