特殊な設置場所での施工について
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地下水位が高い場合
型枠を組んで、地下水位のある高さまで数回に分けてコンクリートで囲ってください。
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駐車場、車庫の下
車の重量にあわせて、支柱工事をしてください。
支柱の数・配筋は、荷重計算をして決めてください。
積荷荷重に応じて、耐荷重用マンホール蓋を使用してください。
支柱にはφ200mm以上のヒューム管などを使用してください。 -
建物・道路のそば、がけ下
■設置場所が広くとれる場合
建物などから離して、建物の基礎から45°より外に設置してください。 -
建物・道路のそば、がけ下
■設置場所が狭い場合
鉄筋の入ったよう壁を立ててください。 -
積雪が多い、寒冷地
タンクの上部に屋根囲いなどを設けて、積雪荷重がタンクの上に掛からないようにしてください。
積雪荷重がタンクの側面に掛かってくる場合は、十分な対策をしてください。
寒冷地では、タンク本体の配管取り出し口が凍結深度以下になるようにして、凍結を防止してください。※凍結深度は各地の条例確認してください。 -
集中荷重を受ける、床下
支柱を立ててください。
支柱の数、配筋は、荷重を検討して決めてください。 -
特に注意する設置場所
次のような設置場所では、コンクリートピットの施工が必要です。
・地下のある建物の下
・道路から荷重や振動がかかる場所
・斜面の荷重がかかる場所
・地下水位が非常に高い場所